□ 大気環境学会 関東支部

WWWサイト内 Powered by Google

過去のお知らせ


 連載コラム 第22回

伊豆田 猛 (東京農工大学大学院農学研究院 教授)

大気環境学会の還暦に思う

 辞書によると、還暦とは六十年生きて干支が生まれた年に戻ることだそうです。大気環境学会も2019年に60周年を迎え、還暦を迎えます。私は2020年(東京オリンピック・パラリンピックの年)に還暦を迎えますので、大気環境学会の1歳下の後輩です。一口に還暦と言っても、自分ではまったく実感がなく、おそらく私の場合は学生さんに赤いチャンチャンコを着せられ、「先生もあと5年で退職ですねえ」なんて言われるのかも知れません。でも、よくよく考えてみると60年という月日は決して短くはなく、ずいぶん長い間、大気環境学会が続いてきたのだなあと思います。しかしながら、大気環境学会が60年も続いているということは、それだけ大気環境問題があり続けているということを示しているのだと思います。21世紀になって20年弱が経ちましたが、残念ながら、20世紀から持ち越した大気環境問題はほとんど解決されていませんし、新たな大気環境問題も発現しております。したがって、これからも、大気環境学会は大気環境に関する学術的な調査や研究を行うとともに、その知識の普及をはかり、大気環境保全のために貢献し続ける必要があり、その結果として古希(70歳)、傘寿(80歳)、卒寿(90歳)、そして百寿(100歳)を迎えていくのかも知れません。生まれてこの方、本当の青空を見たことがない私が傘寿を迎えた時(大気環境学会誌, 48巻, No. 6, 2013年の「あおぞら」を参照)、もしかしたら孫に「お婆ちゃんに聞いたんだけど、お祖父ちゃんはむかし大気環境学会という学会に所属していたんだって?」と聞かれ、「そんなんだよ、でもねえ、今は大気環境問題がすべて解決されたので、少し前にその学会は解散したんだよ」と答える時代が来ることが理想かも知れませんが、どうやらそういう時代はそう簡単には訪れないと思います。

  私は、大気環境学会60周年記念事業担当の常任理事を仰せつかっております。現在、60周年記念事業として、募金、国際シンポジウム、官学民連携セミナー、大気環境学会誌60周年記念ページ、本の出版(大気環境の事典, 朝倉書店)、出前講座などを企画しております。理事会、60周年記念事業委員会および各種委員会でそれぞれの企画を具体的に検討していただいております。また、2019年の大気環境学会年会は関東支部が担当することになっており、60周年記念年会として東京農工大学の府中キャンパス(年会長: 伊豆田 猛, 実行委員長: 松田和秀常任理事)で開催することが理事会(2017年5月30日)で承認されました。したがいまして、関東支部の皆さまには60周年記念事業や記念年会に関わる作業等をお願いすることになると思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

(2017/6/8)


BackNumbers

 新着情報

2017/06/30
総会議事録を掲載しました。

2017/06/08
連載コラム第22回を掲載しました。

2017/05/31
平成28年度 第4回関東支部役員会 議事録 を掲載しました。

2017/04/28
平成28年度総会・講演会開催案内を掲載しました。

2017/04/14
室内環境部会からのメッセージを更新しました。

2017/04/13
健康影響部会からのメッセージを更新しました。

2017/04/05
平成28年度 第3回関東支部役員会 議事録を掲載しました。

酸性雨部会からのメッセージを更新しました。

連載コラム第21回を掲載しました。

2017/01/19
平成28年度 第2回関東支部役員会 議事録を掲載しました。

2017/01/13
第29回酸性雨東京講演会「反応性窒素の大気沈着について考える」 開催案内を掲載しました。

2017/01/13
連載コラム第20回を掲載しました。

2016/11/21
会員規約-監査報告ページに
平成27年監査報告書/予算科目別執行状況を掲載しました。

2016/11/16
平成28年度 第1回関東支部役員会 議事録を掲載しました。

 


 お問合せ先

大気環境学会
 関東支部 事務局

埼玉県
環境科学国際センター 
米持 真一

メールを送る 


Copyright 2017 大気環境学会 関東支部  LastupDate:2017/06/30